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ココアパウダーの「アルカリ処理」と「非アルカリ処理」の違い

ココアパウダーには大きく分けて2つの種類があります。これを知っておくだけで、飲み物やお菓子作りがもっと楽しくなりますよ!

1. 処理の違いをひとことで

  • 非アルカリ処理(ナチュラル):収穫したカカオ豆をそのまま粉砕したもの。カカオ本来の性質が残っています。
  • アルカリ処理(ダッチプロセス):カカオ豆をアルカリ溶液で中和したもの。19世紀にオランダのバンホーテン氏が開発しました。

2. 3つの大きな違い

比較項目 非アルカリ処理(ナチュラル) アルカリ処理(ダッチプロセス)
味と香り フルーツのような強い酸味がある 酸味が抑えられ、まろやかでコクがある
見た目 明るい薄茶色(赤みがかった色) 深みのある濃い焦げ茶色
溶けやすさ 水やミルクに溶けにくい 水やミルクに比較的溶けやすい

3. どっちを選べばいいの?

★ 飲み物やデザートには「アルカリ処理」
市販の「純ココア」の多くはこのタイプです。私たちがイメージする「チョコらしい」濃厚な味が楽しめます。
★ 本格的な焼き菓子には「非アルカリ処理」
カカオ本来の華やかな香りを活かしたい時に。※重曹を使って生地を膨らませるレシピでは、こちらの酸性成分が必要になることがあります。
★ 豆知識:なぜアルカリ処理をするの?
もともとカカオは非常に酸味が強く、水にも溶けにくい性質を持っていました。バンホーテン氏がアルカリ処理を開発したことで、私たちはまろやかで美味しい「ココア飲料」を日常的に楽しめるようになったのです。